人はいつか必ず死を迎えます。日本では、それを考えずに過ごすことが多いように感じます。タンザニアでは、死はすぐ近くにありました。医療設備や薬などが十分にない環境で、高齢者だけでなく幼い子供たちや若い方々が、病いや思いがけない事故であっという間に命を落とします。ある日、敬愛する牧師が亡くなられました。葬儀でいよいよ棺を埋葬する時、夫人が悲しみのあまりに私の目の前で失神して倒れました。みんなで駆け寄り支えた彼女の震える体からその深い悲しみを感じ、死の冷酷さを目の当たりにしました。イースターは神様がこの冷酷な死を打ち破られた日です。
「わたしはよみの力から彼らを贖い出し、死から彼らを贖う。死よ、お前のとげはどこにあるのか。よみよ、お前の針はどこにあるのか…」ホセア13:14
キリストの復活を通して成し遂げられた約束を信じ、喜んで受け取りたいです。