教会便り

「みことばを読む姿勢」  清水いずみ

「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、心の思いやはかりごとを見分けることができます。」 (ヘブル4:12) 毎日の生活の中で、みことばをどのように学んでおられますか。

私が最近、心がけていることはみことばそのものをじっくりと味わうということです。何度も読み返しながら、その前後の文脈にも注意深く目を留め噛み締める作業を大切にしています。解説本を読む、注解書を調べることも大切だとは思いますが、「主よ、知恵をください」と祈りつつ、みことばそのものを自分に与えられている頭で考え、心で受け止めるときに、力ある主のことばは魂に強く働きかけます。また、教えられたことに取り組んでいくために、教会の交わりを主は用意されているのだなあ、と感じます。みことばで教えられたことや分からないことを率直に分かち合い祈り合い、「日々互いに励まし合う(ヘブル3:13)」教会の群れの一員であることを感謝します。