教会便り

「ノアのように終末を生きる」  清水いずみ

2023年が始まり、メディアを通して世界中から流れ込んでくるニュースを聞きながら、みことばに目を向けるときに主の再び来られる日も確実に近づいていることを思います。そんな中で、私は終末を生き抜いたノアの歩みに心を向けさせられています。

地は堕落し、暴虐で満ちていた中で、彼は「主の心にかなって、神と共に歩んだ」と記されています。一体どんなことをして彼はこのように言われるのだろうか、と注意深くみことばを読みました。気付かされたことは、彼がその時代に振り回されず、いつも主の指示に耳を傾け、主のときを待って、待ち望みながら一歩ずつ従っていたということ。ノアはそのようにしてあの危機的な終末を主と共に乗り越えたのです。

世界中のさまざまな声があちこちから聞こえてくる中、真実をもって私たちを愛し導こうとしてくださる主の御声にしっかりと耳を傾け、主の成してくださることを約束に基づいて、待ち望みつつ、従う一年とされたいです。

「神は、ノアと、彼とともに箱舟にいた、すべての獣およびすべての家畜を覚えておられた。」創8:1