教会便り

「静まって主を待ち望む」 清水いずみ 

イエス・キリストの降誕を待ち望む期間/アドベント(「到来」を意味するラテン語Adventusが語源)が始まっています。クリスマス到来までを楽しみながら数えるアドベントカレンダーやクリスマスのさまざまなバーゲンやイベントで街が賑わう中、本当のクリスマスの意味を知っている者たちは、ことさらに深い喜びと感謝に満ち溢れます。待ち望んできた約束の救い主が暗闇を照らす光として私たちの真っ只中に来てくださったことを覚えるからです。

主を待つという信仰の歩みには、忍耐が必要です。この忍耐が養われるためには、ひとり静まって神さまへ向かうという姿勢がカギとなるのではないでしょうか。このクリスマス、約束を果たしてくださる主に、どのような望みや求めをもって待ち望みますか。

 主はいつくしみ深い。主に望みを置く者、主を求めるたましいに。

 主の救いを静まって待ち望むのは良い。哀歌 3:25-26