火曜日の女性会や祈祷会、リーダーたちの交わりのような、礼拝以外の集まりでは、メッセージを一方的に語るより、むしろ共に聖書を読み、語り合う楽しさがあります。
学校で高校生たちと聖書を読む時にも、なるべく多くの質問を用意し、何度かは近くの生徒と話し合ってもらう時を持っています。「どうぞ!」と言うと静かな教室が急に話し声であふれます。先日は、人々を恐れて部屋に鍵を閉めて身を潜めていた弟子たちに現れたイエスが、「手と脇腹を彼らに示された。弟子たちは主を見て喜んだ。」(ヨハネ20:20) について、①イエスは、なぜ手と脇腹を示したのか ②弟子たちはなぜ喜んだのかを話し合ってもらいました。「あ、分かった。あれちゃう。十字架…」「生きてたからなんちゃう。」 賑やかに話しているのは聖書の内容です。いろいろと考えながら、楽しそうに話している姿に嬉しくなります。生徒たちの答えから教えられることもとても多いのです。聖書を読み、話し合う楽しさがあります。