教会便り

主は事を動かす

第2番目の士師エフデの働きが士師記3章後半に記されています。まるで新聞記事かドキュメンタリー番組のような詳細に少し驚かされます。しかし、これらの出来事のただ中に、事を動かす主がおられることを聖書は明らかにするのです。

 「イスラエルの子らは、主の目に悪であることを重ねて行った。そこで主はモアブの王エグロンを強くして、イスラエルに逆らわせた。…イスラエルの子らが主に叫び求めたとき、主は彼らのために、一人の救助者を起こされた。ベニヤミン人ゲラの子で、左利きのエフデである。…」士師記 3:12,15

私たちの個人的祈りを聞き、応えてくださる主は、世界の情勢にもご介入なさるお方です。不正がはびこり、理不尽なリーダーたちが権力を行使する現状に、落胆する時、私たちは主がなされてきたことを思い起こし、主に信頼し、期待し、祈りを続ける者でありたいと願います。