教会便り

「神様の視点で自分を知る」  清水いずみ

夏休みを終えて、火曜日の婦人会の学びが再開されました。今月からペテロの手紙を読んでいきます。手紙の冒頭は、ペテロの自己紹介に始まり、試練の中にいる読み手たちへの励ましに溢れています。

「神は…私たちを新しく生まれさせ、生ける望みを持たせてくださいました。また朽ちることも、汚れることも、消えていくこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これらは、あなたがたのために天に蓄えられています…」ペテロの手紙第一 1:3-4 

ペテロは、様々な試練や苦しみがありながらも神様を信じて歩む者たちに、神様が成して下さったことや約束を一つ一つ具体的に書き記しています。そのようにして大変な日常生活の真っ只中で、神様の視点を通して自分達の現状を知ることを促しているのです。刻々と変化する世界に圧倒され、思いがけない状況で自分を見失うことのないように、ペテロはみんなを励ましていたのだなあ、と思わされた学びのひとときでした。