教会便り

「土の器~今月の讃美~」

「土の器」は、人を表すために聖書でしばしば使われている言葉です。神が人を地の塵からお造りになったことから始まり、今も一人ひとりに命を与える神は、器を作る「陶器師」にたとえられるのです。「陶器師を粘土と同じに見なしてよいだろうか。」(イザヤ29:16)と神を軽んじることについて警告しています。

さらに、キリストを信じる一人ひとりの心に、キリストが住んでくださり、日々の歩みを助け導いてくださることについて、キリストを「宝」、私たちを「土の器」として、表されています。

「私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。」Ⅱコリント4:7

造られた者として、造り主の意に沿う歩みをしたいと思います。内に住むキリストが助けてくださることを感謝します。