教会便り

「平和をつくる者は幸い」 

「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子と呼ばれるからです。」マタイ5:9

アフリカの北東、スーダンで内戦が続いています。国外からの人々は自国に命からがら戻っています。その地に生まれ育った国民はどこへ行けばいいのでしょうか。

一部の力を持つ人々が、さらなる力を求めて争い、力のない人々が痛めつけられる。ウクライナ、アフガニスタン、ミャンマーなど国外だけでなく、国内でも見聞きします。これが時代、地域を問わず、繰り返されています。世にある争いの最も大きな要因は当事者の心にある罪であり、主がご介入くださるように祈ります。

そしてこれは他人事ではなく、私たちそれぞれが、自分も実は誰かに対して「強い立場」にあるという現実を思い起す必要があると思います。そして私たちはキリストを信じ、「神の子」とされた者として、自分の力の及ぶ範囲において平和をつくる者でありたいと願います。